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GSK Produced PC

更新日:2000.2.7

GSKが制作に携わったマシン

Serial#15「FreeWorx」

 統合チップセットi810を使ったマシンを作るというのが課題でした。

  1. 使用パーツ
  2. ベンチマーク結果


使用パーツ

CPUCeleron333(PPGA,Socket370)Intel
MemoryPC66対応SD-RAM 64M(Cas2)N/B
MotherBoardSY-7IWM/LSOYO
HDDST-38421A(Ultra/66,8.4G)Seagate
CD-ROMF560B(ATAPI,x52)BCD
FDDFD1231HNEC
SCSICardSIDE 2930CIwill
ModemRisingSun(AMR)KASAN
KeyboardPS/2日本語109キーボードN/B
MousePS/2マウスN/B
CasePC-1513(Desktop)N/B

★CPU Celeron333(Intel)

 CeleronのPPGA版・・・すなわちSocket370対応のCeleronです。周知のように、128kのセカンドキャッシュを内蔵していて、CPUクロックと同じクロックで動作します。
 基本的に、Slot1のタイプのものとコアは同等なのでクロックアップ耐性は同じようなものです。333タイプのものは、定格が66x5=330となっています。現在はメモリがPC100対応でないために83.3x5=416.5MHzで動かしています。PCIバスが多少オーバークロックになるのですが、一応動いているのでよしとしましょう(^^;

 しかし、冷却に関して、Socketタイプの方が行いやすいので、そういう意味では有利かもしれません。Socket7のヒートシンクファンがそのまま使えます。そう、冷えることで定評のあるヒートシンクファンがSocket7にはたくさんあります。それがそのまま使えるというのは全く便利なことです。Slot1のヒートシンクファンとSocket7/370対応のヒートシンクファンを比べると、Socketの方が小さい規模で冷却効果を得ることができます。また、電源関係もSocket370の方がSlot1より優れています。Slot1に対して増やされたピンアサインは「Reserved」「電源ライン」「アース」などとなっており、電源面での有利さはこちらの方が上です。
 ちなみに、CPUの刻印は「B80524P333128SL35R」のMALAY製となっております。駆動周波数500MHzでもBIOSはあがってきますが、Windowsの起動途中でダウンしてしまいます。電圧を2.2vにしても同じ状態です。これ以上の電圧にあげれるマザボでないと500MHzでの動作は難しいようです。
 しかし、逆に考えると、PC100対応のメモリでなくてもオーバー400MHzで動いているのでよしとしましょう(笑)

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★Mother Board SY-7IWM/L(SOYO)

 チップセットにIntel製i810を使用したMicroATXマザーです。
 ビデオもサウンドもオンボードなので、とにかく取り付けからセッティング、OSのインストールまでの一連の作業が楽でした。とにかく相性というモノを考えなくていいところがいいですね。ビデオ、サウンドと言えば、相性の宝庫ですから(笑)
 ビデオは2Dも3Dもそれなりには動きます。
 サウンドも標準的です。ひとつ気になったのは、ドライバにCystal製のものを入れたことです。実際はサウンド機能は統合ではないのか!?実は、時間がせっていたのでそのあたりは適当だったりします(^^;
 組立に時間をかけたくないのならお勧めです。もちろん、パワーアップは考えてはダメですけど。

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★SCSI Hostadapter SIDE 2930C(Iwill)

SIDE 2930C

 Iwillの激安SCSIカードです。チップはADVANSYSのチップで、ドライバもそのまま使っているようです。チップ名は、ASC3030です。しかし、これはOSを入れたときからドライバが自動で入っていたので楽でしたね。

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★MODEM RisingSun(KASAN)

RisingSun

 AMR仕様の56kモデムです。基板はすっきり(しすぎ)ていて、簡素なものです。もともと、チップセットに統合されたモデムの信号線を引っぱり出そうというのがAMRなので基板が小さいのもうなずけます。

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★Case PC-1513(N/B)

 初のDesktopスタイルのケースです。はっきり言って、拡張性は乏しく、ドライブ類の取り付け作業もしんどいです。パーツの付け替えが多い方は、お勧めできません。しかし、小さいことは小さいです。

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ベンチマーク結果

●HDBENCHの結果。

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.682  ★ ★ ★ 
使用機種   FreeWorx
Processor  Celeron 349.9MHz [GenuineIntel family 6 model 6 step 5] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    Intel(R) 810 Chipset Graphics Driver 
Memory     63,492Kbyte
OS         Windows 98 4.10 (Build: 2222)  A 
Date       2000/ 2/ 2   0:34

SCSI = AdvanSys PCI SCSI Host Adapter
HDC = Intel 82801AA Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
C = GENERIC IDE  DISK TYPE46    
D = CD-ROM Drive/F5B        Rev 1.00

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
16810 28365 22512 21656  1842 11858  2175  29 15875 15561 18197  C:10MB
---
CPU:Celeron 75x5.5=350MHz
Windows98+DirectX7a

●3DMark99Maxの結果。

 測定環境(CPU:350MHz,Graphic:i810),Windows98SE,DirectX7a)

Test Results:
	3DMark Result : 2,237 3DMarks
	Synthetic CPU 3D Speed : 3,322 CPU 3DMarks
	Rasterizer Score : 844 3DRasterMarks
	Game 1 - Race: 22.0 FPS
	Game 2 - First Person: 22.8 FPS
	Fill Rate : 59.5 MTexels/s
	Fill Rate With Multi-Texturing : 101.1 MTexels/s
	2MB Texture Rendering Speed: 87.7 FPS
	4MB Texture Rendering Speed: 78.4 FPS
	8MB Texture Rendering Speed: 63.2 FPS
	16MB Texture Rendering Speed: 49.6 FPS
	32MB Texture Rendering Speed: Could Not Test - Not Enough System Memory
	Bump Mapping Emboss, 3-pass: 29.8 FPS
	Bump Mapping Emboss, 2-pass: 35.0 FPS
	Bump Mapping Emboss, 1-pass: 66.9 FPS
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