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雑記

更新日:1999.4.16

Samba Tornado
(YAMAHA YMF724搭載サウンドカード)について

 今回は、BEST UNION社のYMF724搭載のサウンドカード「Samba Tornado(MF-724)」についてレポートします。とはいえ、それほど使ってはないので詳細なレポートはできません。
 このカードは、人のマシンを組むときにたまたま手にしたということでレポートすることができています。そのため、短期間しか使えなかったということをあらかじめ断っておきます。

 DA変換器は、おそらくAKMというところの「AK454OVQ」というチップだと思います。少なくとも、YMF730等は載っていませんでした。

 使ってみた感想としては、普通のYMF724搭載カードである、ということです。元々、YMF724搭載カードというのは特徴的なものが少ないです。僕が知っている限りではすべてドライバは共通ですし。せいぜい、デジタルアウトがあるかないか、くらいの違いしかないでしょう。もちろん、アナログ回路の作りとDA変換器次第で音質は変わりますが、ほとんどのカードは似たり寄ったりです。これは、サウンドカード全般に言えることかもしれませんね。
 このカードの音質ですが、ノイズレベルは合格点に達してると言ってもいいと思います。少なくとも、A-Trend製のカードと同等、またはそれ以上にいいと思います。

 今回は、マザーボードはEpoxの「EP-51MVP3E-M」というVIAのMVP3というチップセットを搭載したマザーボードとCyrixの6x86MX/PR233という構成のマシンにインストールしました。
 このカード・・・とうか、サウンドカード全体的に言えることですが、IRQの5番をレガシーデバイスとして使うような設定にしておくと安定するような気がします。やり方としては、BIOS上で、IRQ5を「Legacy ISA」にしておけばokです。
 で、Windows98専用(Windows2000からも対応するのかな?)である、WDMドライバを導入してみました。導入自体は何の問題もなくできました。WDMドライバの特徴として、導入するだけでGSソフトシンセが使えるようになることです。YMF724には高品位なMIDI音源が搭載されているので不必要な気もしますが、GSターゲットに作られたMIDIデータを再生するときはこちらのGSソフトシンセの方がうまく再生するかもしれません。そのあたりは使い分けですね。ソフトシンセが十分に動かない環境であればYMF724内蔵のMIDI音源を使った方がいいですし。
 ただ、WDMを導入して気になった点というのがありまして、「高負荷時に音飛びが起こる」というものです。これは、まだドライバが成熟しききってないのが原因の一つだと思いますが、VIAのチップセットだと通常のドライバでもFinalRealityなどでは音飛びが激しく起こるという現象があるので、そのあたりとの関連性も考えられます。ちなみに、通常のドライバで通常の使用では音飛び等は起こったことはないです。

 こちらでは、かなりドライバ関連に関しての情報を得ることができます。また、ドライバのミラーもしてますので、最新版ドライバのダウンロードも可能です。

writed by Akimasa Kajitani 1999.4.16


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