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雑記

更新日:1999.6.18

Linuxをインストールしよう

 今回は、Linuxのお話です。
 なぜ、Linuxをインストールすることになったか、ということなのですが、最近の一般の流れとはちと違います。単に、学校で使っているのがSunOSだったり、Linuxだったりするので、家にも一台あると便利だなってことで、導入することになったわけです。

 今回は、書籍についていたものを使用しました。もちろん、FTPで落としてきてもいいのですが、なにぶん初めての試みなので、解説本が手元にあるほうがゆっくりと落ち着いてできます。まぁ、FTPからダウンロードといっても、400M越えますので、そうそうすぐに終わるものではありません(^^;
 で、使用した書籍は「RunRunLinux第三版」で、付属のCD-ROMには、Slackware3.5とPJE-0.1.5cmなどです。Slackwareというのは泣く子も黙る(そんなわけはない)伝統あるディストリビューションです。PJEというのは、Slackwareや昔のRedHatにかぶせて使うと日本語環境が手にはいるというモノです。このあたりは説明を簡単にしておきます。また別のページで補足説明するかもしれません。

 さて、書籍に書いてあるとおりにインストールします。これは問題なく終わりました。Linuxって、設定は基本的にWindowsみたいにするんじゃなくて、どちらかというとDOSライクな方法、すなわち設定をファイルに直接書き込む、といった方法をとります。で、この書籍を読んでると、設定の方法がいろいろなところに飛んでいるんですよね(^^; あちこちページをめくらないといけないのはなかなかつらいです。
 ネットワーク関連の設定はやっていません。まだLANにつないでなければ、そもそもLANカードが刺さっていない!
 サウンドカードの設定ですが、これがIOアドレスとか必要になりますが、Windowsでも入っていればそちらで確認できますが、今の状態ではそれが確認できないので、単に刺さっているだけです(^^; なんらかのツールがあるらしいのですが、まだ発見に至っていません。

 さて、LinuxではKernelの再構築ということをする必要があります。やり方さえわかってしまえば簡単です。素直なシステムだと何の問題もなく終わるはずです。しかし、今回のSlackware3.5には大きな落とし穴がありまして、Kernelを再構築するのに必要なコンパイラであるgccが腐っているのです。しょうがないから、gccの最新版を持ってきて入れてみたんですが(入れ方も間違っている可能性が高い)、結局Kernelの再構築はできませんでした。

 で、ある日電源をぷちっと落としてしまい、ファイルシステムが一部壊れてしまいました。しかし、適当にいじってみても復旧しません(fsckとかやってみたんですけどねぇ)。しょうがないので、PlamoLinuxを入れることにしました。とにかく、Linuxは電源を落とすということは絶対やってはいけませんね。このあたりは非常にもろいです。Windowsは少々(HDDさえ回っていなければ)平気なんですが・・・。

 で、PlamoLinux1.3.0を入れてみました。これは、Slackwareをベースとし、それが最初から日本語化環境になるようにPJEを入れたものです。だから、インストールの時から日本語が使えてらくちん。でも、こいつのHDDディスクのフォーマットをしたりするツールは非常に使いにくかったです。ここだけは、本家のSlackwareに負けていると思いました。
 インストールはらくちんに終わりました。しかし、一つ問題がありまして、Kernelの再構築だけは英語です(^^; まぁ、慣れてしまえばどうってことないのですが・・・。とりあえず、Kernelのソースにパッチをあてて2.0.37まであげることができました。また、TekramのSCSIボードのドライバをTekramのサイトから落としてきて、それをインストールすることにも成功。あとは、サウンドカードですね・・・(^^;

 ちなみに、本来の目的の「Tex」なんかもばっちり使えてますし、cプログラムもgccというコンパイラを使ってばっちり出来ています。
 しかし、最近本来の目的に至るための手段・・・Linuxを動かすことの方が目的になりつつあるような気がします(^^;

writed by Akimasa Kajitani 1999.6.18


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