[Back!][MAIN][Title][NEWS][Link][YAMAHA XG普及の会][MuToPiA LABEL]
GSK's Home Page-MAIN Page-
雑記
YAMAHAのホームページを見ていていくつか発見したことがあるので書いてみます。
今回は、YAMAHAの携帯電話用の音源チップに関してです。
YAMAHAはいつからかはわかりませんが、携帯電話用の音源チップを開発しています。特に、最近和音の着メロとか音色がどうこうとかいろいろと求められているようです。で、最近発表されたのが「YMU759」というチップです。これは非常にハイスペックで、ADPCMと最大16音のFM音源を内蔵しています。しかも、音色が別々に設定でき、256種類の音を持っているようです。しかもこれがGM128音色を持っているそうです！
この仕様ちょっと下に書いてみようと思います。
・・・と、その前に、一年くらい前にでたモデル「YMU757」についても解説してみようかと思います。こちらは、すでに携帯電話に使われた実績があります。すなわち、日立のcdmaOne機「C302H」です。これには、「黒電話の音」というのが入っているのですが、「YMU757」のページにあるデモを聞くとこれがまたそっくりなのです。
しかし、なぜかチップのスペックと比べて音色数が少ないです。おそらく、128音色とか使えたとしても、これが全部使えてもユーザにとっては複雑になりすぎるので、ターゲットとなるユーザーのことを考えたら、扱いやすい音色だけにしぼっている、ということなのでしょう。
| YMU757 | YMU759 |
|
FM音源機能搭載 同時発音数：最大16音(独立16音色可能) ADPCM再生機能搭載 (4bit,1ch,サンプリング周波数 4, 8kHz) ステレオ ハードウェアシーケンサ内蔵 スピーカアンプ搭載 音質補正用イコライザー回路内蔵 16bitステレオD/Aコンバータ内蔵 ヘッドホン用ステレオアナログ出力端子サポート パワーダウンモードサポート(Typ.1マイクロA以下) |
FM音源機能搭載 同時発音数：最大4音(独立4音色可能) ハードウェアシーケンサ内蔵 スピーカアンプ搭載 音質補正用イコライザー回路内蔵 パワーダウンモードサポート(Typ.1マイクロA以下) |
なかなかどちらも高機能です。そのうち「YMU759」を利用した同時発音数16音の携帯が出てくるはずです。・・・というより、どこかがアナウンスしていたはずです。
YAMAHAのニュースリリースのページからデモが聞けるページに飛べるので一度お聞きになって下さい。携帯でこんなことができるのか、とびっくりするはずです。
そのうち、携帯で扱えるときにGMに対応した音色を扱えるようになるかもしれません。というより、パソコンと接続して、パソコンで作曲した曲を携帯に流し込めるようになるかもしれませんね。いや、それは現状でも似ているようなことはできるんですが、もっと高度なことができるようになると思います。着メロ作曲ソフトというよりは、シーケンサーみたいに音の強弱を付けられたり、音色を変えたりできるようになるんじゃないでしょうか？
writed by Akimasa Kajitani 2000.7.23